やきとりの風景

やきとり

やきとりを串から外して食べることの是非はともかく、串から外すと表面積が増え、冷めやすくなってしまう。やきとりを愛してやまない酒飲みのひとりとしては、熱々のところを串のまま味わいたいものです。そして、ビール・酎ハイ・ハイボール・・・。

などと思っていたら、やきとりの写真を撮りたくなりました。ナイスバランスな“ねぎみ”(関東では“ねぎま”?)を焼いてもらっている間に、イメージを考えながら撮影準備。やきとりは一本だけ、真俯瞰から撮る。やきとり一本と勝負してくれる器。そう、器も大事。前々から気になっていたこの皿が実にしっくりくるのです。鶏肉の大きさ、長ねぎの焦げ具合、一味唐辛子の盛りつけ。完璧!おかげで納得のいく写真が撮れました(もちろん美味しかったです)。料理写真もある意味では風景写真なのかもしれません。

やきとりは、串にお行儀よく並んでいるからこそ美味しくて美しい。