このすき焼き、実際に食べるときよりずいぶんお肉が赤いと思いませんか?
結論から言いますと、お肉の撮影のときに実際に食べるくらいに加熱してしまうと、主役のお肉が茶色くなって、せっかくの主役が色味のせいで、地味で残念な印象になってしまうのです。
そのことを踏まえると、どの撮影にも緊張感はありますが、お肉の撮影は難易度高いです。
火を入れると、あっという間に色が変わるお肉は待ったなし!
ちょうどよい色のタイミングでシャッターを切ることにとても神経を使います。
お肉の色も野菜の煮え方もココ!というところで止まってくれません。
差し替え用の野菜を準備しておき、火力も微妙に調節します。
お客様の大切なお肉ですから、気合いの入る体育会系テンションで挑みます。